病理医の顔が見えてきた!

医師法に基づいて行われる2年に一度の医師届出では、従来、病理医は「その他」に区分されていました。即ち、公的には、「病理医」という職種は医師の中にあっては市民権を得ていなかったと言ってもよい状況でした。

詳しい理由は不明ですが、平成18年度の調査(平成1812月〜191月)から、「従事する診療科名等」として、「33.病理」の項目が新設されました。

「その他」に区分されていたということは、これまで厚生労働省は、病理医の実態を正式には把握できていなかったことになり、マスコミにも病理医不足問題が取り上げられにくい遠因となっていたものとも解釈できますが、今後、その動向が公の数値として明らかになっていくことは、病理医不足を国民の皆様に理解していただくためにも大変好ましいことといえるでしょう。広告規制の緩和の中で、病理専門医が広告できることになっていることとも連動しているのかもしれません。

病理標榜科を目指すうえにおいても大きな進歩であると思われます。なお診療科として認められていないので、病理科ではなく病理となっている点にもご注目ください。

 

医師届出票

(20061127日掲載)